tokyo burabura in 青物横丁&新馬場

左が銅盤の壁です。右は看板建築の後ろに見える切り妻の屋根。左はフリースペースとして活用されていました。

旧街道沿いに蔵が面していて、そこがお店になっていました。南側はぽっかり駐車場になっています。もともとここに母屋があったのかな~。蔵だけ貸してお店とかにしてて、そこだけ生き残ったのかな。

つぶせずそのまま残ったのかな。区画割とかしてそのままここはじゃあ、この土地に残しとこうみたいなのりですかね?

旧東海道から西東にのびる路地。長屋がしっかり残る路地にはそれだけで魅力があります。

築100年だそうです。そしていずれかは東京建物園に移築されるそうなんですが、個人的にはここで生きてきて、品川宿の歴史をみてきたこの建物にはこの土地に残ってほしいものです。

梁も柱も100年生きてきた味わいがありました。うっとりするぐらいの、すんばらしい建物。

蔵が結構残っているんですよね。何か物置なのか・・・はたまた住んでいるのか・・・母屋は平屋でこの蔵にひっついていたから、行き来できるんだろうけど。手が加えられてるって事が嬉しいです。残すという選択肢を選んでいるのも嬉しい。

実は良く見入ると軒の感じとか、真壁の感じもちらっとのぞいてて、この看板建築部分をはずすと、現れてきそうな予感の建物です。

きれーに残ってますね~惚れ惚れするー。また看板もあえてレトロな印象のものを選ばれてたり、色もこの水色ぽいので統一されてて、実は北側からみると壁面もこの色だったりと・・・奇抜ではありますが、きっと受け継いだ若旦那さんがそうしたのだろうし、形は残す意思があるだけでもいいと思います!

なんですか、このシチュエーション。東京にもまだ井戸がある!ライフラインばっちしじゃん!

その井戸の横に平屋の長屋。きっと壁は薄いんだろうな・・・

このお米屋さんの床に張られてる木材がいい味だしてて、お米の機械も年代物でとても雰囲気ありました。

ここもトタンなんだけど、はがすと木造がでてきて、壁も土壁にしちゃえばいい形が残ってきそうだな~と妄想で嬉しくなっちゃう建物でした。

軒からはいい感じの雰囲気が。断面部分に鉄板が張られてるのは、なぜ?

スパーンと切り取られたような形ですね。 平屋ってやっぱりいいサイズ感なんですよね。

本当に素敵な雰囲気でしたが、解体され始めていました。中にも入れてもらったのですが、金庫や建具、照明なども残っていて、壊しちゃうのがなんか寂しい。一階部分は土間にもなっていてまた何かに使えそうなのに。残念です。





